2016年11月30日

雑記№14:名古屋のいいところ(映画館編)

 まだ腰を落ち着けて映画について書く余裕がないので前回から雑記が続いてしまうのですが、せっかくなので映画館の紹介を思いつくまま少しだけ書いてみます。

 

 ところで、今回の記事を書こうと思ったきっかけなのですが、それは最近のニュースで少し話題になっていた名古屋のブランド・イメージがあまりにも悪いという調査結果を見たことでした。

 

 名古屋市観光文化交流局の行った「都市ブランド・イメージ調査」で、当事者であるにも関わらず 「名古屋は、全国8都市で最も市民推奨度が低く、魅力に欠けるまちで、都市イメージが確立されていない」という結果が出たことが何かと話題になっていますが、こういう出オチ感も含めてネタっぽいところはわりと魅力的なのではないかと私は思っています。(調査については以下のサイトをご覧ください。http://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/page/0000084816.html

 

 

 現在私は仕事で名古屋に住んでいますが、それ以前は15年以上も仙台に住んでいました。さらにそれ以前は新潟で生まれ育っています。

 とりあえず人口規模の大きなところへ移ってきているので「出世魚みたいなもんだ」と冗談を言ったりしているのですが、北陸→東北→東海の都市部を渡り歩いてきた者としては、たった一年半ほど住んでの感想ですが、映画を見るにはとりあえず最高の土地なんじゃないかと本気で思っています。(夏に体調を崩すので酷暑さえなければ本当にいいのになと、毎年必ず思います。)

 

 誰かに怒られる前に言ってしまいますが、この「最高」という表現には、実は東京にも京都にも映画を見に行けるという利点があることも含めていますので、これも名古屋の立地条件のメリットの一つになります。

 もちろん関西圏から関東圏まで映画を見に行く人がいないとは言い切れませんが、映画館に通う上でもっとも重要なのはそれを「苦にしない」ことだと私はいつも思っておりますので、東京でしかやっていないイベントにも何かのついでにバイクで行こうという気になる距離は私にとってすごく重要です。本当に行くかどうかは別にして。

 もちろんこうした感じ方にはかなり個人差があります。

 

* * *

 

 今回の記事は、映画が好きな人で名古屋近郊に住んでいない人が来たくなるような内容を目的としていますので、観光としてでもいいのでとにかく行って欲しい映画館をごく私的な観点でいくつか紹介します。

 ちなみに私はただの観客で紹介する映画館とはなんの関係もありませんので、全体としては映画そのもののプロモーションだと思って読んでもらえると嬉しい限りです。

 

 

①シネマスコーレ(JR名古屋駅西口)

 (http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/

 一年のうちに何度かホラー映画祭りをすることがあるためか、回数としてはもっとも頻繁に行っている気がします。

 すでに懐かしいのですが、初めて行ったときに映写室が見えて『地獄でなぜ悪い』みたいだなと思いました。

 すぐ近くにある「にぼしラーメン88」も濃厚なのが好きな人にはオススメですよ。

 

②名演小劇場(地下鉄新栄駅)

 (http://meien.movie.coocan.jp/index.html

 「岩波ホール」系と言いますか、ミニシアター系の作品でも国際映画祭に出るようなマイノリティ目線のラインナップが多いような気がします。

 ①や③と比べるとホラーはまずありませんし、やや年齢層高めのアートなものを選んでいるという感じです。

 

③名古屋シネマテーク(地下鉄今池駅)

 (http://cineaste.jp/

 見たい見たいと思ってここで見た映画は強烈な印象を残す確率がかなり高いです。

 『神々のたそがれ』やつい最近では『彷徨える河』など、唯一無二の絶対に忘れられない映画体験になる機会が多いような気がします。

 スクリーンが一つだし、仙台で言うと「桜井薬局セントラルホール」、新潟で言うと「市民映画館シネ・ウインド」などの昔ながらのシアターという雰囲気でしょうか。

 

④刈谷日劇(名鉄三河線刈谷市駅)

 (http://kariyanichigeki.com/

 新作だけでなく、ここでは旧作の二本立ても同時に上映していて、ゴダールの昔の映画を劇場で見れたのはいい思い出です。

 場所的にも自宅からちょうどいい距離にあるので、休みの日に行きたくなります。

 

⑤ロイヤル劇場(JR・名鉄岐阜駅)

 (http://www.tochiko.co.jp/royal.html

 こちらは完全な変化球ですが、週替わり500円で正真正銘、混じりっ気なしの昭和の映画を見ることができます。

 ここでは豊田四郎監督の『四谷怪談』(1965)を見たことが一番の思い出です。

 作品のレア度は申し分ないのですが、場所的にちょっと遠いのと上映が日に一作品だけなので、名古屋からだとやはり少し腰が重くなってしまいます。

 

* * *

 

 以上がすべてというわけではありませんが、このように名古屋市内と近郊には映画度の高いオススメのスポットがいくつもあります。

 紹介した映画館はどこも非常に独特な映画体験を味わえるはずなので、観光の際には周辺の名物などと合わせてぜひ参考にしてみてください。

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